おじさん

2020年のお盆の頃の話を親戚としたので、思い出したついでに書き留めておく。

 

高校2年生の頃おばあちゃんが死んだ。

それから今まで長期休みという実感しかなかったお盆という行事を行うようになった。

 

しかし今年のお盆はまるまるバイトをしていた。

その時に見た夢の話だ。

 

家族団欒の中ポツンと1人部屋の隅に男性が立っている。

年齢は40後半くらいだった。

その男性が話しかけてきた。

「色々迷惑かけてごめんな、俺がいれば学費もなんとかしたのに。」

私は泣きながら「そんなことない。大丈夫だよ。」と言った。

ここで目が覚めた。

 

夢にしては鮮明に覚えているのが不思議で、母にこの話をした。

 

母曰く、長女の母が生まれるやく2.3年前、水子がいたそうだ。

きっとその人だろうと。

 

水子は母親につき共に成長するという話がある。

水子になったそのおじさんはおばあちゃんが死に、母についたのだろう。

母は霊感の強い人に、そう言われてから仏壇にお供えするご飯を一つ増やしたそうだ。

 

おばあちゃんが死んでから夢に出てくることがなかったので、そう言った類いの話は信じていなかったが、こう言った出来事があると信じたくもなる。